パート主婦の離婚後は悲惨?パート勤務の割合や平均収入と活用できる手当について
パートとして働いている主婦の方で、
夫との離婚を考えている方もいるでしょう。
しかし、離婚するとなると
パートの収入だけで生活するのは
厳しいのが現状です。
不安な気持ちになりますよね。
パートだけで厳しい生活の中で、
どのように収入源を
確保していくべきでしょうか。
そこで、今回は
パート主婦の離婚後の生活を守るために
注意すべきことやもらえるお金を紹介します。
この記事を読めば、
パートでも収入源を確保して
生活を豊かにしていけるヒントを知れます!
パート主婦の割合はどれくらい?
現在、パートとして働いている
主婦の割合はどれくらいでしょうか。
統計によると、
正社員は女性が23.9%でした。
一方で 契約社員・派遣社員は4.2%、
アルバイト・パートは26.3%と
非正規雇用が30.5%を占めていました。
正社員で働く女性よりも、
契約社員やパートで働く女性の方が
割合的に多いことが分かります。
パート主婦の収入はどれくらい?
パート主婦の割合を知れたところで、
次はパート主婦の収入はどれくらいか
紹介していきます。
統計によると、
パートで働く主婦の平均給与は
月8万円台が最も多かったです。
なぜ月8万円かというと、
年収103万円・年収106万円の壁に
当たらないようにしているためです。
103~130万円で稼ぐと、
住民税や所得税などが差し引かれ、
結果的に手取りが少なくなります。
離婚した後に生活する収入はいくら必要?
パート主婦の平均収入が
月8万円であることが統計でわかりました。
果たして月8万円で
生活していけるのでしょうか。
かなり不安がありますよね…
統計によると、
母子世帯の1ヶ月あたりの
平均消費支出は190,464円でした。
月8万円のパート収入では、
約11万円ほど足りません。
しかも、この平均消費支出は
税金・社会保険料などの非消費支出は
含まれていないというのです。
ということは月のパート収入だけでは、
到底生活していくことが
難しいのが良く分かります。
それでもまずはいくら必要で、
いくら足りないのかを
「知ること」が何よりも大切です。
パートの収入以外にも、
収入源は他にないのでしょうか。
そこでさらに知っておくべきことは
離婚時に請求できる可能性がある
お金のことを解説いたします。
離婚時にパート主婦がもらえる可能性のあるお金とは?
離婚後にパート主婦が
パートナー相手に請求できるのは
以下のようなものがあります。
財産分与、慰謝料、養育費、
年金分割、婚姻費用など。
財産分与は夫婦が婚姻期間中に
協力して貯めたお金を、
話し合って分配していきます。
慰謝料は浮気等が原因で離婚した場合に
精神的苦痛を受けたとして、
パートナーに請求できる損害賠償金です。
養育費は子供が
成人するまでに必要なお金で、
親権のある親が親権の無い親に請求します。
年金分割は婚姻期間中の
厚生年金保険料の記録を夫婦で分割し、
年金が夫婦平等になるよう調整します。
婚姻費用は離婚が成立するまでは、
パートナーに夫婦同程度の生活を
送れるよう請求できます。
パート主婦が利用できる制度や手当はある?
とはいっても、
すべての人が慰謝料や養育費を
十分にもらえるわけではありません。
そこで活用すべきなのは
自治体が配布している手当です。
児童扶養手当や自立支援教育訓練給付金、
母子父子寡婦福祉資金貸付金などが
一般的に貰える手当です。
児童扶養手当はひとり親家庭の
18歳に達する以前の児童に、
要件を満たした際に支給される手当です。
自立支援教育訓練給付金は
ひとり親家庭の親で未成人の児童を
扶養している方向けの手当です。
就職に役立つ指定の
教育訓練講座を受講した場合に、
その費用の一部が支給されます。
母子父子寡婦福祉資金貸付金も
ひとり親家庭の親で未成人の児童を
扶養している方向けの手当です。
就労や児童の修学などで
資金が必要となった時に
貸し付けてもらえます。
他にも、住宅手当や医療費助成などが、
住んでいる自治体で独自で設けている
支援制度もあるので確認しましょう。
パートではなく契約社員や正社員を目指すべき?
パートの収入や、
離婚時に夫へ請求するお金、
各自治体からもらえる手当等があります。
しかし、それでも生活していくには
収入源が足りない場合が
ある方もいらっしゃるでしょう。
生活ができたとしても、
貯金や投資にも回したいですよね。
その場合はパートではなく、
契約社員や派遣社員、
正社員として働くことをおすすめします。
契約社員や派遣社員、正社員は
月給制や時給が高い場合が多く、
まとまったお金を稼げるようになります。
パートではなく、
契約社員や派遣社員、正社員として
働くことも視野に入れていきましょう。
まとめ
今回はパート主婦の離婚後の生活はどうなる?
注意すべきことやもらえるお金を
紹介してきました。
パート主婦が離婚後に
その収入だけで生活するのは
厳しいのが現状です。
そのため、
パートナーからもらえるお金や
自治体から支給される手当を活用すべきです。
それでも、収入が足りない場合は
契約社員や派遣社員、正社員として
働くことを検討していきましょう。
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