【離婚後の手続き】子どもの手当や公的な手続きなど5つの項目で解説します!

離婚をする際に
パートナーの苗字ではなく
旧姓に戻る方がほとんどですよね。

そこで必要となってくるのが
氏名変更等に伴う手続きです。

離婚後に行う手続きで
優先すべきものは何があるか
ご存じでしょうか?

今回は
離婚後の手続きに関して重要なものを
5つの項目にまとめて解説いたします!

この記事を読めば、
離婚後に手続しなければいけない物を
事前に把握することができるでしょう。

目次

離婚後の手続きに優先順位はある?

離婚後の氏名変更等に伴う手続きで、
いち早く変更しなければならない
優先すべき手続きがあります。

まずは住民票や運転免許証など、
身分証明書に関する手続きを
一番に優先させましょう。

それ以降は苗字や転校など、
子どもに関する手続きを
二番目に行います。

健康保険や年金、各種手当などの
公的な手続きは三番目に行います。

各種サービスの名義変更は
四番目に行います。

この順番で
手続きを優先していきましょう。

離婚後に必要な手続き①身分証明書に関する手続き

離婚後に最優先ですべき手続きは
身分証明書に関する手続きです。

身分証明書に関する手続きは
住民票の移動、世帯主の変更、
印鑑登録の変更等の基本的な物があります。

他にも、運転免許証の氏名と住所変更、
マイナンバーの氏名と住所変更、
パスポートの氏名と住所変更等があります。

この中で特に優先すべき手続きは
住民票の移動、世帯主の変更、
運転免許証・マイナンバーの変更です。

どの手続きも早めに行わないと、
後で苦労するものばかりなので
早めに手続を行いましょう。

離婚後に必要な手続き②子どもに関する手続き

離婚後に次にすべき手続きは
子どもに関する手続きです。

子どもに関する手続きは
子の氏の変更許可申立、入籍届などの
基本的な物があります。

他にも、子供が通っている
幼稚園・保育園、小中学校、
高校などの手続きがあります。

住所変更に伴って転向する場合は
別途で転校の手続きが必要です。

子どもも苗字が変わると戸惑いますし、
学校側も早めに手続きをしてほしいので、
出来るだけ早めに済ませましょう。

離婚後に必要な手続き③健康保険や年金などの公的な手続き

次に優先すべき手続きとして、
健康保険や年金などの
公的な手続きが挙げられます。

公的な手続きは
健康保険や国民保険があります。

保険に関しては、
第1号・第2号・第3号保険者で
必要な手続きが変わってきます。

第1号保険者は自営業・フリーランス、
第2号保険者は社会保険加入対象者、
第3号保険者は配偶者控除対象者です。

自分がどの保険者になるか
あらかじめ確認しておきましょう。

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離婚後に必要な手続き④各種手当・貸付金の手続き

離婚後に次に手続きすべきものは
各種手当・貸付金の手続きです。

面倒くさいからと後回しにせずに
貰える可能性のある手当などは
きちんと申請してもらいましょう。

離婚後に貰える手当は以下の通りです。

児童扶養手当、
ひとり親家庭支援制度、医療助成、
母子父子寡婦福祉資金貸付金です。

児童扶養手当はひとり親家庭の
子どもに支給される手当です。

児童扶養手当を受給するには、
市区町村役場に
児童扶養手当認定請求書を提出します。

ひとり親家庭支援制度は自治体によって、
経済的に支援する制度を用意しています。
各地自体ごとに異なるので確認しましょう。

また、18歳以下の子どもを持つ
ひとり親家庭で所得が一定以下の場合、
医療費の助成を受けることができます。

母子父子寡婦福祉資金貸付金は
未成人の子供を扶養する母子・父子家庭に
自治体から資金を貸付する制度です。

いずれの手当ても離婚後の
シングルマザーを支援してくれます。

離婚後に必要な手続き⑤各種サービスの氏名・住所変更の手続き

離婚後にすべき手続きの中で、
最も優先度が低いのは
各種サービスの氏名・住所変更手続きです。

優先度が低いからといって、
後回しにしておくと
後々困るので早めに行いましょう。

各種サービスの氏名・住所変更手続きは
以下の通りです。

水道、電気、ガス、固定電話・携帯電話
ネット回線、郵便(転居届)、宅配業者
銀行預金・郵便貯金、保険、クレジットカード


他にも財産価値のあるものは
氏名・住所変更の必要があり、
以下のものが挙げられます。

自動車(車検証)、不動産
賃貸契約、有価証券
会員権、定期券、自転車(防犯登録)

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まとめ

今回は離婚後の手続きで優先順位はある?
優先して手続する必要がある物を
紹介してきました。

離婚後に氏名変更や住所変更に伴う、
様々な手続きをする必要があります。

まずは優先順位が高いものから
手続きを始めて、
着実に一つずつ行いましょう。

特に身分証明書や
住民票の移動などは
出来るだけ早めにやるべきです。

優先度が低いものも
やらないと後で困るため、
面倒くさがらずにきちんとやりましょう。

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